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それから眞緒の経営するホテルのレストランで食事を終え、プレジデンシャルスイートに場所を変えた私たち。 夜景を見渡せるガラス張りの一室。 そこで見入るように輝く街の灯りを見ていた私の後ろでは備え付けの電話でフロントに何かを指示している眞緒。 「見て、眞緒!すごい綺麗!私たちのお家あの辺かな?」 「平屋だからよく見えないな。」 そう言って後ろから包み込むように抱き締められる。 すると、 ぴんぽーん… プレジデンシャルの割には間の抜けた呼び出し音でそちらに目を向ければ、ドアを睨み付け舌打ちをする眞緒。
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