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「じゃあ、眞緒が…?」
「えぇ。毎日朝早くお水をやってくださってますよ。」
「どうして教えてくれなかったの…!」
「ふふ。私と旦那様の秘密でしたから…。それに、近々アスクレピオスは御実家にお返しされるそうですよ。」
「え?なんで…?」
「花言葉がお気に召さないようです。」
「花言葉…?」
「御存じないですか?」
「えぇ、知らないわ。」
「じゃあ、やっぱり私と旦那様の秘密にしておきますね。」
そう言ってふわりと笑ったサツキに口を尖らせても、昔から変なところで頑固な彼女はやっぱり教えてくれそうにない。
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