ep2

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実『千晃とにっしーかぁ。頑張ってね!』 なにも答えられず窓の外を眺める。 実『千晃………?』 いつ別れ話を切り出してくれるのかな。 わたしはもうそのことばかり考えていた。 最低過ぎてなにも言えない。 千『はぁ………』 深いため息をついた。 もうにっしーを困らせることはやめよう。 実『ちあ…『なぁに実彩子』 実彩子の言葉を遮って笑顔で答える。 真司郎とにっしーは二人でなにか話している。 実『ほんと、最近千晃おかしいよ。なにかあったの?わたしには話せないこと?そんなに頼りないかな』 今にも泣き出しそうな顔で言ってくる実彩子。 千『そんなことない!でも……まだ誰かに話そうなんて思えないから……ごめんね』 実彩子は焦って 実『え、ごめん。無理に言わせようとしちゃったね。千晃が言ってくれるまで待つから。』 そう言ってくれた。 真『千晃おいでー』 真司郎に呼ばれる。 千『なぁに真司郎』 真『おいでおいでー』 手招きする真司郎の横には不機嫌なにっしーがいる。 わたしは真司郎のそばまで歩いて行った。 その時だった
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