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千『むりだよそんなの(><。)』
実『わたしが言ったんだから!次は千晃の番だよ!やってみなきゃなんにもわかんないって!ほらほら、教室もどろ』
わたし実彩子みたいな根性ないしヘタレだし絶対むり……でも誰かにとられるのはもっと嫌だし、頑張ろうかな。
休み時間の度、実彩子はわたしにこんな告白どう?と言ってくる。
そして放課後――――――
千『ね、ねぇ真司郎!』
真『なんや?』
千『今日一緒に帰らない?』
すると真司郎はにっこり笑って
真『珍しいやん!ええで』
そんなこんなで2人で帰ることになった。
駅についたとき、真司郎がそのまま帰ろうとしたからわたしは真司郎の腕を掴んだ。
千『ねぇ、ちょっといい?』
不思議そうな顔をしながらわたしのあとをついてくる真司郎。
にっしーにふられた公園に案内した。
縁起が悪いけどここしか思い浮かばなかったから、いいよね?
わたしたちはベンチに腰掛けた。
千『あのさぁ真司郎。』
真司郎がわたしの方を振り向いた。
真司郎の顔を見るとさっきまで実彩子と考えていたセリフがぜんぶ頭から飛ぶ。
真『え、千晃?』
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