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side of Misako Uno
真司郎と千晃は付き合って半年。
わたしたちより少し遅いのにはるかにわたしたちより仲が良くて、後輩からも羨ましがられるような公認カップル。
高校3年生の9月を迎えたわたしたちは毎日2人がイチャイチャしてるところを笑顔で見守るだけ。
ある日のお昼千晃がわたしたちにとって禁句にしている言葉を口にした。
千『2人もイチャイチャすればいいじゃん!』
千晃に悪気がないのはわたしが見てもわかる。
あんたにはわかんないでしょ。
そう言いたくなるくらい罪のない顔だから。
隆弘から話を聞いているのか、真司郎が明らかに慌てた。
千晃の口に大きいおにぎりを真司郎がむりやり詰め込んで楽しそうに笑っている。
別にわたしたちはなにかあったわけしゃない。
でも二人ともシャイなのもあって大胆な行動にはなかなか出れない。
教室へ戻るとき千晃が真司郎にむかってしんちゃんしんちゃん!と言ってかまってほしそうにしてる。
それ禁止。なんて言って千晃の口をおさえる真司郎。
今ではそんな2人のラブラブさがわたしは見てて腹が立ってくる。
これからはたかうのストーリーも書いていきます!
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