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?『ちあきぃーちあきぃー』
短いわたしの毛で頑張って結んだポニーテールをぴょんぴょんだれかが引っ張ってくる。
実彩子の声じゃない。
少しかすれた低い声。
振り向くとそこには真司郎がいた。
あぁーやっぱり。
千『なによー。そんなにかまってほしいのー?(笑)』
笑いながら聞くとひまやねんと不機嫌につぶやく真司郎。
ポニーテール引っ張るのは正直可愛かったな。萌えた。
きっとわたしの顔は真っ赤
千『しょうがないな。』
いつも通りいつも通り。
気持ちを隠すようにそう暗示をかける
?『2人で仲良くすんなよ!俺もいれて』
不機嫌にはいってきたのは西島隆弘。
2人じゃ話せそうもないし。ちょうどいいや。
千『うんっ!いいよ』
3人でいつも通りの話をしていつも通り笑う。
わたしきっといつも通りがなくなったら生きていけないんだろうな。
そう思いながらまたいつも通りに2人に接する
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