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家について夕食をすませ自分の部屋でダラダラしていた。
ピコン♪
LINEの通知音が部屋に響き渡り、携帯をチェックする。
Misako♪(千晃今日元気なかったけどなんかあった?話し聞くよ♪)
実彩子からのLINEだ。
chiaki ito(ちょっと体調悪かっただけ。心配ありがとう(*^^*))
早く言わなきゃと思いつつ嘘をついてしまう。
実彩子ごめん。
ピコン♪
携帯を閉じてベッドに寝転ぶとまたすぐLINEの通知音。
千『よいしょっ』
体勢を変えて携帯を開くとにっしーからのLINEだった。
西島隆弘(今日のことなんだけど。やっぱ聞いてもらってもいい?)
chiaki ito(わたしでよければ聞くよ。どうしたの?)
送信ボタンを押すとすぐに既読がついた。
西島隆弘(千晃の事好きなんだけど。付き合って)
え?
わたしが動揺しているとそれを察したかのように返事がきた。
西島隆弘(真司郎好きなのなんて知ってるから。俺の事好きにさせるから。)
真司郎に少しでもなんか思ってほしくて、ヤキモチ妬いてほしくて、
chiaki ito(わたしでよければ)
気がつくと送信ボタンを押していた。
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