第1章

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いや、それだけじゃないか 私は、弓道部に所属しているためか なぜか、女子から囃し立てられることが多い 同じ性別の子から何度か告白というものをされたこともある そんな感じだから 目の前の彼が私を男だと思ってても不思議じゃないと思ったんだ。 私はコホンと咳を一つして 「申し訳ないですが、私は貴方のことをよく知りません。どこかで会ったことがあるのでしょうか。それに加えて私は誰かと付き合う気も今はないのです。申し訳ないのですが、お引き取りください」 そう、目を見ながら言う。 強く言い過ぎだろうか。 いやでも、はっきり言わないときっといけないのだろう 私にこたえることはできないのだから
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