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僕は下に降りて家族を見た。
「おは…って麻鈴【まりん】じゃねぇんか」
この人、長男 晃樹[こうき]
「ふっ…地味子にあいさつしてやんの」
この人、次男 優雅[ゆうが]
どちらもハーフで金髪碧眼
「おはよぉお~…よくねたでぃしゅ」
「「麻鈴!!!」」
母「麻鈴。朝ご飯よ」
この人母、雫[しずく]
日本人だから黒髪
この人 麻鈴 。僕の妹だ。
茶色い髪の毛と黒目
この存在が少し厄介。
もうなれたけどね。
僕はひとりでトースト(を作り)と、コーヒーを持っていく。
僕は、家族の団らんに混じったことは一度もなく。朝ご飯さえつくってもらった記憶がない。
麻「いってきまぁぁすぅ」
晃「麻鈴はかわいいからな!にいちゃんが一緒に行くよ」
優「俺もー」
母「行ってらっしゃい」
父「楽しんでくるんだぞー」
この人、父、ルウガ[るうが]
フランス人
母「あんたまだいたの。さっさといけ」
『はい』
僕だけが、この家族じゃないみたいな扱いを受ける。
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