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”百合姫へ
ふつうのカップルみたいに、
近くにいれなくて、ごめん。
いつも申し訳ないとおもっているんだよ。
いつか、ちゃんと百合ちゃん孝行するけんね。
それまではこれで我慢してくれ。
これを僕ちんと思って、首に巻いておくんだよ!
お? 首には巻けないか。
んじゃ、手首でいいや。
あ、それから、百合!
僕ちんの人生に足を踏み入れてきてくれて
ありがとう。
これからもよろぴくね!”
こんなメッセージとともに送られてきた、
白いサテンのリボンで彩られた
ターコイズ・ブルーの小さなボックス・・・
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