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中途半端なこの時期に
君は会いたいといったんだ
まだ長袖が手離せない夜
君が会いたいといったんだ
僕は君が好きだった
だからとても嬉しかったよ
中学生の僕は初めて
親に嘘をついて外へ出た
家の近くの公園で
小さく手を振る小柄な君が
とてもとても愛しくて
僕は思わず微笑んだ
中途半端なあの時期に
君は会いたいと言ったんだ
受験だからもうやめよう なんて
3ヶ月前の言葉はなんだった？
中途半端なあの時期に
君は大好きと言ったんだ
どうして、どうして？
中途半端なあの時期に
付き合いたいと言ったのは
小柄で可愛い君だった
僕はとても嬉しくて
だって だって 好きだったから
君にもらったパーカーを
暑すぎるよ、と僕は脱いだ
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