-いつも通りに・・・

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「俺が、和音のこと自分の女にするって決めたんだお前らには関係ねーだろ。」 な・・・何で勝手に!あたしの意思は???  周囲の女連中はさらにヒートアップ。 「ダサ子のどこがいいんだよ。」 「そうだよ。さやかの方がいいに決まってんじゃん。」 ああ。うるさい。あたしは早く帰りたいっての。こんなことに巻き込まれて・・・あたしは日陰の雑草でいいのに・・・。  あたしは微かに香る爽やかな香りと、奴の汗の匂いで目眩がしそうだ。 「あーーーー!!うぜ。」  そう言うと奴はあたしのくちびるを強引に奪った。  しかも女連中の目の前で。  あたしは息もできなくてあまりの衝撃に意識が落ちて行った。
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