第1章

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華蝶舞学園、男子校にはちょとあれな名前の高校に、俺はかようことになった。 ーーーーーーーーーー 母「あんた、明日華蝶舞学園に受験しなさい」 その言葉は、唐突だった。いや、唐突すぎだった。 る「俺、もう高校きまってるから」 母「あ、その高校入学取り消しといたから(*^^*)」 る「..................エ?」 え、うえ?今、なんつった?入学取り消した?ナニソレオイシイノ? る「って、ええええええええええええええええええええええええ????????????」 母「ちょ、みみが壊れるwww」 る「と、とりあえず理由を聞きましょうか。(^^;」 母「.....あれは、あんたが帰ってくる少し前のことだったわ。」 ごくり、と俺は喉を鳴らす。母の声色が、急に変わった。緊張感がその場を支配する。 母「私は何気なくポストを見たの。すると、手紙が入っていたわ。華蝶舞学園入学案内がね。」 俺は母に次の言葉を促す。 る「...で?」 母「それだけ」 る「ちょと待て、俺の努力はたったそれだけのことですべて水の泡になったのかよ!!!偏差値いくつ上げたと思ってんだよオオオ オオオオオオオオ!!!!!!」 まさに絶叫をする俺。ちくせう。めちゃめちゃ頑張ったのにい。俺の安らぎの睡眠時間まで削ったと言うのによぉ。 俺、一日九時間は寝たいのに← 母「...無料(ボソッ」 る「無料!?!?!?」 俺はガタンと椅子が倒れるのと同時に立ち上がった。母の肩がかすかにだがびくりと動いた。どうやら、驚かせてしまったよう だ。 母「こほん、...その学校ね、食費、授業料などが全部タダなの。」 る「俺、華蝶舞学園に行くよ」 母「(((^_^;)(決断はやっ)」 こっちにいる友達とも、週末ならあえるしね。なによりタダだぜえぃ。 ?『www』 たれだ?どこからこの声きこえてるんだ? ?『お、やっと気がついた?ボクの名前は闇夢桜だ。』 闇夢桜ってこの小説k ... 闇『メタァ』...闇夢桜って声からして女だよね。なんで一人称ボク? 闇『うん。ボクは女だ。でも、ボク男の子のほうが仲良くなれるからさ、なんとなく。別に女の子が好きってわけでもないよ』 闇さん、てよんでいいか?
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