第1章

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ーーー ーーーーーー ーーーーーーーー *・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・* まだ文明開化程なき頃… 日本舞踊踊り手の名花として名を馳せていた曽祖母。 政界のドンより頼まれし先は、 イギリス式庭園のある洋館の御屋敷で。 懸想をされた主人に… 『どうしても手に入らぬのなら…』 と、庭園の野ばらを背に殺された…。 世のコトワリを知る…夫も子ありし身なれば当たり前。 然し、ソレは列強の外国のお方には解る訳も無く。 …重ねた懸想、望んだ願望、果て無き欲望、その先の凌辱…繰り返される天と地と… これで自分のモノになっただろうと。
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