第4章

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そう…ワタシは又 人を殺した… 送別会の帰りに…。 でも、ホラ、いつも通りよ。 何ら変わらない… 「ただいま~!」 おばあちゃんとお母さんにあってワタシに無いもの… 多分、なんの変哲も無い… 勝負出来るモノがないSWだってことだよ。 サラリーウーマン! 違うわ!辞めたんだった…。 少し休むことにしたよ。 雇用保険も出るし… けれどね。 実はまだ続きがある… あの次の日、課長の野尻さんに最後の食事に誘われた。 「ご苦労様…。」 って。 少しお高めな懐石料理だった。 「君の力になれれば良かったのだが…。」 と。 …でも、もう居ないの。 そう、イケメンの野尻さんが悪い。 ワタシには無い、幸せを持っていた。 でも、ワザとじゃない。 二軒目に野尻さんが選んだ、白いbarで。 あらかじめ、バーテンダーなんかと打ち合わせしてたりするから。 だから…野尻さんが悪い。
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