第4章

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ア~イタッ…イタイ…感じの子が居たわ… 「え”… 。」 「僕です。」 そういう事です…と。 …って…そういうことぉ… おっ !? 「はぁぁ…」 思わず溜息が漏れる… 「其れと…凜さんの誕生日の日。」 あぁ、おばあちゃんから盃だか…飲みかけのワイン飲んだから…? 「最後に鈴さんの隠し玉にあいまして…右手です。」 あぁ…と離さなかった手を思い出す。 全く…と呆れたのよ。 ダンス迄して、花が咲いた様なおばあちゃん…ね。 「右手に隠されていたのは、僅かですが棘の名残りの様なもの。それは盃の後で…反応しましてね。鈴さんと、交信出来る様になりました。不思議なんですよね…。」 そう言うと又右手を顎にやる。 はっは~ん。 おばあちゃん、もしや…と思いながらハル君の顔を今度は私が覗き込む。 「大丈夫ですよ。」 え”!? 「凜さん。貴女の事もちゃんと見えていますから…。」 イヤ~~~ン!!! ………瞬間、目を見開き…次に閉じ…両手で顔面を押さえる…。
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