第4章

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この人に、全て見られていた… そういう事… アレから? 誕生日の日から? じゃあ…楢崎さんのも? 智君の時のアノ声も…? 野尻さんに身体を傾けた事も? ブツカッタ…人達も… ワタシの哀しみも…? 貴方には見えていたの? ハル君… あぁ、だから… アノ…chu…だ… だから…だ。 おばあちゃん… 「はぁ~ぁ…。」 今までの人生で一番深い溜息をつく。 「此れからの溜息が、違う溜息である様に…軽く乾杯しておきますか?凜さん?」 まったく… アナタという人は… アナタという人は… .
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