第5章

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少し眠ったかな…と思ったら、何故かそこは墓地。 然も横浜の外人墓地… 何故、自宅じゃないのか…? 「凜さん。お腹空きませんか?」 は?ソレはまぁ… 「でしょう?」 「どうです。キミは…居るけれど、十番館で食事でも。」 『おいっ、ハル!それは無いわ…ヒドい。ヒドいが過ぎる。』 この二人は漫才コンビか!? 「違いますよ、凜さん。単に邪魔なだけです。」 ハイハイ… 「今なら、ランチ時間に間に合います。同じフレンチですが、日本のフレンチと食べ比べも良いでしょう? それにガーデンテラスもありますし、あっ…次は夜、ビアガーデンでも良いですね。午後のお茶だけでも素敵ですよ。あ、四季咲きの薔薇の品種があれば良いのですが…どうでしょう…。」 そう言いながら首を傾げながら、顎に手をやる。 ハル君…妙に多弁。
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