卯月、皐月

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8:00 バスに。 リフトとゴンドラを乗り継いで八方尾根の途中まで。 そこから山登り。 お兄ちゃんが遠かった。 雪遊びの時間になるも疲労により遊ぶ元気もなく座って話してた。 雪遊びが終わるとお兄ちゃんが五組の先頭で降りていくんだけど、お兄ちゃんから離れたくないからすぐ後ろにいた。 お兄ちゃんもお兄ちゃんで気を遣ってくれてたみたいで、めっちゃ降りやすかった。 私「蛍(男子、仮名)煩いな……」 お兄ちゃん「ほんまにな。なんとかならんもんかな」 私「蛍が一個前のリフトに乗ってたとき、一緒に乗ってた子達と『蛍の良い所三つ』とかやってたんですけど、なかなか出なかったんですよ」 お兄ちゃん「あー……、なんやろ、背がちょっと高い、すぐにごめんなさいを言える、あと……」 私「ね、出にくいでしょ」 お兄ちゃん「……ちょっと頭が良い、とか?」 私「まあおんなじようなのが出ましたよ」 →昼食(カレー)→ラフティング インストラクターさんの名字を知ってしまったんだけど、別段何があったわけでもないかなあ。 あ、陸の方でガメラ構えてるお兄ちゃんがサングラスかけてて、みんなしてヤクザに見えるとか言ってたかな。 顔つきがそうなんだろうなあ……。 →宿舎→入浴→クラスレク クラスレクは肝試しやりました。 男二人、女二人の四人一組でいくんですが、もう一人の女の子が怖がりすぎて冷めるっていう。 懐中電灯が一組につき一つなんで、その女子が持ってたから、実質上は懐中電灯無しでいった。 途中で最初にいった男子がおどかしてきたけど、すぐに引っ込んでった。 田中(男子、仮名)「わぁっ!」 私「あ、田中」 田中「うわ、まじで驚かへんやつやん」 私「なんやってんwwwwww」 全員がゴール地点に集まったらスタート地点に戻るんだけど、そのときもお兄ちゃんと並んで歩いてた。 これまた途中で茂みから女子がおどかしてきたんよね。 女子「うわぁっ!」 私「……なんしとん」 女子「あれ、〇〇(私の本名)さん? ……隣は?」(お兄ちゃんに近づく) お兄ちゃん「……」 女子「おまえだれ?」 私「……っwwwwwwおまっ、wwwww」 →続く
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