少女と火薬とロリコンと

7/11

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
 幸いにも海外にはロリコンは居らず、 居てもロリコンネットワークなど知りもしないウブなロリコンばかりだった。  日本政府……もはや日本人女性連合と呼ぶべきか?……は、 本格的にロリコン殲滅組織と部隊を設立。 ロリコンネットワークに対抗すべく、 部隊の人間のすべてはサイボーグ化。 腕には戦車砲、 足にはブースター、 身体全体は体内アーマーで保護するのが当然の装備になっていた。  私はと言えば、 その組織の兵器開発を任されていた。  当時16歳である。  その戦いが始まったとき、 私は現場の補給部隊とともに活動していた。 自分の作った兵器が放つ火薬の美しさを確かめたかったし、 その為にこんな組織に参加したのだから。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加