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(やべえ、女みたいだって。え、でも男にもプライバシーあるよね???)
どこから女々しくてどこからが雄々しいのか早くもわからなくなってきた。
悶々と考えながらリビングにたどり着くと、秋斗がテーブルに料理を並べていた。
「お!やっと来たな、彼方!あれ?灯は?」
「あ・・・置いてきちゃった」
「ハハッ、置いてきたってなんだよ。お前のこと呼びに行ったのに」
何がツボに入ったか笑い出した秋斗。
「置いていってんじゃねーよ」
パシッ
わたしの後頭部に灯の平手がクリーンヒット。
「あいた!!!」
と同時に秋斗の
「できた!」
の声が重なる。
「さあさあ座って!」
秋斗に言われるまま椅子に座る。
机の上には綺麗に配膳された料理が並ぶ。
「「「いただきます」」」
「でもってこれからよろしくお願いしまーす」
秋斗はわたしと灯のコップにコツンと乾杯する。
「よろしくー」
コツン
「よろしく」
コツン
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