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「まぁ頑張れよ。
で、いつからその100日はスタートするんだ?」
「みどりちゃんの送別会あたりから始めようと思っています。
俺も色々と身の回りの整理をしてからでないと、津川課長と正々堂々と向き合えないんで」
瀬那川の言う、身の回りの整理というのは恐らく道央ファンドの娘のことなのだろう。
「大丈夫なのか?」
俺の問いかけに瀬那川は正直に答えた。
「わかりません。もう何年も会ってないのに、いまだに小雪がでっちあげの婚約を否定しない理由が分からないだけに…脅威です」
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