~第一章~

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「よう!元気そうだな、幸一。」 大声を出しながら、背中を叩いてきたのは高橋圭吾だ。 圭吾は、中学の時に出来た初めての、友達だ。 転校してきたばっかの僕に、優しく、人として接してくれた友達だ。 幸一「おはよう、圭吾。圭吾も、元気そうだね。」 圭吾「全く、相変わらず笑わないな。」 圭吾は、僕のトラウマを知っている。 姉さんが教えたらしい。 僕としては、知られたく無かったけど、話を聞いた圭吾は 圭吾「心配すんな。俺がお前の親友だ。」 と、僕を受け入れてくれた。 僕は嬉しかった。
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