第12章 禁断の封印

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「……どういう意味だ?」 「これ以上あんたを傷つけんのはやめるよ」 この期に及んで 優しいフリするつもりか――。 「復讐はおしまい。先生、学校へお戻りよ」 肩越しに僕に笑いかけ 由良は男の待つベッドに戻って行く。 「由良っ……!」 「帰って――それともそこで見てるかい?」 ボクガ コワレルホド ダカレルトコロ――。
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