第12章 禁断の封印

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「ひどく具合が悪くて……今日は休みます」 一日だけ学校を休んで 次の日からは 「おはようございます」 「綾戸先生、もういいの?」 「はい。大丈夫です」 表向き平気な顔して 何もなかったように僕は出勤した。 由良はいなかった。 翌日も その翌日も。 学校に姿を現さなかった。
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