第12章 禁断の封印
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その日――。 家に帰るや 家中をひっくり返して。 「あった……」 僕は埃まみれの古い木箱を探し出した。 まるで魔物を封印した様に頑丈に閉じられた 上蓋を引っぺがす。 中にはあの時のまま サチがいた――。
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