第12章 禁断の封印

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穏やかな含み笑いは 余裕のある表れか。 「恨んじゃいないさ。俺もやり過ぎたと思ったんだ」 煙草に火をつけ 肩をすくめて見せる。 「だけどなぁ先生」 だけど――。 目の色が変わった。
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