プロローグ

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 とある一軒家。当然のように一つの家庭がある。 そしてその一室には、エロ本から漫画、エロビデオからゲームまで、ありとあらゆるものが散乱しており そこに、いち男子の姿があった。 「かっ、かっけぇ……」 不良漫画に夢中な彼は、実に影響を受けやすいところがあった。 一冊読み終え、本を閉じると彼は言った。 「ヒロシ……お前は男だ、誰が何と言おうと。 決めたっ! 俺も不良になってやる!」 これが彼の不良の道へのきっかけだった。
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