プロローグ

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自然に囲まれ天候にも恵まれた、小さな農村地区の近くにある小さな町──その町の小さな駅の近くに、これまた小さなお店がありました。 そのお店は雑貨店と言うには物は少なく、食事をするお店と言うには机や椅子が少ない。 だが、その理由はお店の窓側にどっしりと構えている壺と釜戸、近くに置いてある棚、部屋の中央に構えている散らかっている机の上に置いてあるフラスコ等を見れば一目瞭然です。 ──そう、この小さなお店は錬金術士のお店だったのです。
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