第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
春風がそっと 私の背を押した 暖かな春の日 飛び去っていく小鳥 暖かな眼差しが 私を見つめる そよ風が呟く さあ お行きなさいと」 ああ春はときめきの季節 今そっと心に小さな火 燃やし始める 春は恋を そっと心に宿す 冬が去り出した 小春日和の時 立ち上がるその気持 ずっと忘れないでね 不思議ね季節は 人を変えてしまう 「さあ 出掛けなさいと」   ああ今は初恋の季節 懐かしい想いに 凍えた心 この両手で そっと暖めてく
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加