第五章~学園入学~

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「この紺の部分が色が変えれるところじゃ」 「じゃあ、紫でお願いします」  紫は帝王のイメージカラーでありボクの一番好きな色。 「ふむ、紫じゃな。  こっちの制服は明日にでも寮に届くようにしておるからの。  さて、入学式は明日じゃ。今日は学園生活で住まいとなる部屋の片付けをするんじゃぞ」  それを聞きボクたちは学園長室からでた。 「ねぇイリョス。学生寮ってどこ?」 「あっそうか、リリィはまだ寮にいってないんだっけ?  よし、私と行こう!」  そう言って差し出された手をボクは握った。
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