二騎当千

14/24
前へ
/65ページ
次へ
《レイトside 》 「セニカなの! よろしくなの!」 「俺は、レイト よろしくな」 「スノウ、よろ、しく」 「三人とも敵を吹き飛ばしながら自己紹介しないで! 敵が可哀想だよ!」 セナ組が押されぎみという報告を受け、救援に向かった その後、スノウも合流し、現在に至る 何故セナ組が押されぎみだったかというと、単純に順位の関係だ 俺とスノウが大部分を引き付けていたため、側面から奇襲したセナ組は大量のポイントを獲得した しかし、ポイントの取りすぎにより全員が10位内にはいり、ランキングに載ってしまった そこに○フォイの言うことを聞かなくなった奴等が全員狙いに来たのだ 「にしても多いね~」(レン:七位) 「こいつら、ウザい」(スノウ:一位) 「ちっ、誰か援護!」(カイ:六位) 「オッケー、いっくのー!」(セニカ:三位) 「セニカちゃん、それじゃカイ君も吹っ飛ぶ!」(セナ:九位) 「苦労してるな、カイ」(レイト:二位) 思ったよりすぐ仲良くなれたな セナと破天荒なセニカ、のんびり屋のレン、荒っぽいが優しいカイ 怖がられるかと思ったが、このメンバーならある意味当然か 「よいしょーーなの!」 セニカが数名を風で打ち上げる そこにセナが攻撃用の矢を撃つと、光の槍となり貫いた 「レイト、よろしく~」 「こっちもだ!」 レンとカイが俺に敵を投げつける 俺はバック転しながら投げつけてきた敵を切り上げ、上下逆さまのままスノウが拘束した敵にヘッドショットを叩き込む いやー共闘ってどの世界でも気持ちいいね
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

111人が本棚に入れています
本棚に追加