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「しかしのぅ、あれだけの強さを見せたんじゃ
再試験しても同じ結果になることは目に見えとる
よって二人を合格としたいんじゃが、どうかの?」
「うん、是非」
何とか結果オーライになったか
これで第一関門突破だな
「正式な通知は来週じゃ
思いっきり羽を伸ばすとよい」
「はい、ありがとうございました」
礼を告げると、俺は復活魔方陣の上で倒れてるセナをだっこして回収
頑張りすぎだ、セナ
その姿に心配したのか、遠くにいたカイ達が急いでやって来た
「セナは無事なの?」
「ああ、気を失ってるだけ
単なる魔力切れだろう 」
それを聞き全員がほっとする
「にしても、すごいね~
あんな状況で逃げない何てさ~」
「あなたたちも、だね」
セナ組は苦笑する
セナ組は、逃げ遅れた奴や怪我をして動けない人を救助、治療をしていた
あのバトルの前でそういうことが出来る奴等の方がすごいと思う
「セナに触発されてな
出来ることをやったまでだ」
「セナはすごい必死でやってたの!
私たちも逃げてられないの!」
謙虚だね、君ら
本当にセナはいい友達に恵まれてるな
「にしても、お前ら決闘の後、学院長と何話してたんだ?」
え? あのおじさん学院長なの?
カイよく知ってるな
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