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「何って、入試、合格したって」
「すごいね~ おめでと~」
「おめでとうなの!」
「すげぇ、おめでとさん」
みんなが口々に称賛の言葉をくれる
合格にした本当の理由は他の奴等の実力が計れないからだろうけど、誉められるのは嬉しい
「ありがと」 「サン、クス」
『受験生の皆様にご連絡します
今日開始しました選抜試験は中止とさせていただきます
なお、再試験は一週間後となっております
繰り返します・・・』
「予想通り、中止」
「まあ、いいじゃねぇか
とりあえずセナを何処かにはこぶぞ
レン、大丈夫か?」
「うん、多分オッケ~
ギルド行こ~」
驚いた
さっきの会話からして、レンの親はギルドを持っているらしい
「因みに何処のギルドだ?」
「神風特攻隊だよ~」
世間って案外狭いな
まさか、今日入ったギルドでここまで人脈が繋がるとは
そう思いながら前を歩くレン達についていった
その後、セナをだっこしてギルドに入ったら大量の殺気をぶつけられたのは別の話
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