第1章

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小さいころ、俺は天使と初めて出会った。 なんの前触れもなく、ただ公園で一人ぼっちだった俺のもとに黒い翼を持った少女が降り立った。 「ねえ君、なんで一人ぼっちなの?」 その少女は髪は長く、紅の髪に真紅の瞳を持っていた。 「君だって一人ぼっちじゃないか、僕はなりたくてなったわけじゃない、、、」 「ふふっそうなの、私もよ」 少女はどこか悲しい笑顔で答えた。 そんな彼女の顔を見ているとなぜか励ましたくなった。 「ねえ、君の名前聞いてもいいかな?」 彼女は少し驚いた様子で笑顔で。 「シャルロットよ」 その笑顔に僕は胸をうたれた。 「ぼ、僕は大貴、ねえ君の事シャルってよんでもいいかな?」 「ふふふ、じゃあ私はたっくんって呼ぶわね」 その時僕は初めて友達ができた。
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