プロローグ

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やっと話が終わった…。 途中から先生、自分の春休みの話をしてたよな。 正直どうでも良いですね、はい。 で、俺はこれから屋上に行かなくてはならないと。 「悠仁、帰りましょう!」 満面の笑みで詩織が俺の席に近寄ってくる。 あー、もうほら。周りからの殺気がすごい。 こいつ自覚無いけどモテてんだよな。 ま、それは置いといて。 「悪い、少し用があるから玄関で舞っててくれ。」 「用があるなら私も付き合います!」 ほらな、これだよ。 俺に着いてこようとするんだよ。 「あー、あれだ。ちょっと先生に呼ばれてな。」 俺にしては普通な誤魔化し方! 驚くのそこか、俺… 「少し怪しいですけど…、分かりました。」 誤魔化し成功、やったねっ☆ 「じゃあ、俺と愛を語ろうぜ!詩織ちゅわぁぁぁん!!」 「結構です。」 うわ~、真顔であっさりと。 さて、このバカはほっといて屋上へ行きますか。 めんどくさいけど… 」
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