第1章

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そして私は処刑され、クレアとしての 生を終えた。 終えた、はずだった。 死んだと思ったのに目が開くことに 気づいた。 あれ?と思ったそのときにはすでに クレアとしての私ではなく 貴志 巡 (きし めぐる)としての俺だったのだ。 そして俺は奇妙な二度目の人生を始めたのだ。
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