3人が本棚に入れています
本棚に追加
「なんで……こんな事に?」
里香は声を震わせ僕に尋ねてきた
そこで俺はその姿を見て、何を思ったか
「俺の中の天使と悪魔が……」なんて話をしてしまった。
話し終えた後、彼女はパンと俺のほほを平手打ちした
……彼女を怒らせてしまった。
「あなた、間違ってる」
「……ごめん」
「そんなの……秘密にして欲しかった」
「……あぁ。やっぱり、秘密にしておいて新しいの買って誤魔化せば良かったかな」
俺は自虐的にははっと笑った
「__違うわよ」
彼女は、下を向き首を横に振りながら答えた
__違う?
彼女は泣きじゃくりながらもきっと睨むように俺に言った。
最初のコメントを投稿しよう!