お皿

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「なんで……こんな事に?」 里香は声を震わせ僕に尋ねてきた そこで俺はその姿を見て、何を思ったか 「俺の中の天使と悪魔が……」なんて話をしてしまった。 話し終えた後、彼女はパンと俺のほほを平手打ちした ……彼女を怒らせてしまった。 「あなた、間違ってる」 「……ごめん」 「そんなの……秘密にして欲しかった」 「……あぁ。やっぱり、秘密にしておいて新しいの買って誤魔化せば良かったかな」 俺は自虐的にははっと笑った 「__違うわよ」 彼女は、下を向き首を横に振りながら答えた __違う? 彼女は泣きじゃくりながらもきっと睨むように俺に言った。
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