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それに早く俺の上から退いてくれないかなぁ。
倒れた時にぶつけたところが痛いよぉ…。
「おい蓮!! 聞いてんのかよ!!!」
「へ? あ、ごめんねぇ?? 俺は恋人とかにはなりたくないかな?」
「なんでそんな事言うんだよ!! あ、わかったぞ!! 蓮照れてるんだろ!? ほんとお前かわいいな!!!」
…なんでこうなるんだろぉ(´・ ・`)
俺は黒くんと会話することを諦めて、体を起こすために黒くんを俺の上から退かした。
そして空気化している健吾くんの方を見る。
「……?」
「さっき言い掛けて途中で終わっちゃったけど、これから理事長室に案内するからついて来てね?」
「……おう」
「黒くんもついて来てね??」
「弥生って呼べって!! それとそこのお前!! かっこいいな!! 名前教えろよ!! 俺たち友達だろ!?」
「…………」
健吾くんは黒…弥生くんをシカトして俺の後ろをついてきた。
少し可哀想かと思ったけど、弥生くんは特に気にすることなくずっと健吾くんにで話していたので放っておいた。←
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