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理事長室からこれまた歩き続けて約10分。
漸く職員室に着いたぁ!!
ほんとこの学園の広さは無駄だと思うなぁ。
あと健吾くんは大丈夫だとして、弥生くんは快くんと仲良く出来るかな~?
俺たちSクラスの担任の先生の名前は、工藤快人〈クドウ カイト〉先生。
俺は快くんって呼んでるよ~。
それで快くんは基本馴れ馴れしい人は嫌いみたい。
だから弥生くんはちょっと危ないかなぁ(笑)
快くん、嫌いになったらとことん嫌うから見てて可哀想になってくるんだよねぇ。
まあ、俺が宥めていくしかないかなぁ。
―ガラッ
「快くん~! 転入生連れてきたよぉ~!!」
あ、ノックするの忘れた←
でもいっか、快くんだもんね~←
「おー。理事長から話は聞いてるぜ。ご苦労さん」
扉から近くの席に座ってた快くんは、近づいてそう言ってから俺の頭を撫でた。
…やっぱ頭を撫でられるのって俺好きだなぁ。
すごく気持ちいい(*´`)
「(くそ…、ほんとコイツ可愛すぎるな/// )じゃああとは俺がいろいろと説明しとくから、お前は仕事に戻っていいぞ」
「ほんとに~! 快くんありがとぉ~!!」ニコッ
「おうっ!そだ、これやるから頑張れよ」
俺の手の上に乗せられたものは…
「桃味の飴だぁ!! 快くん大好きぃ!!」
俺の大好きな桃味の飴だった。
やばい~!! ほんとにこれは嬉しい(*´ω`*)
俺は上機嫌で快くんに手を振り職員室を出ていった。
出ていくとき弥生くんが何か言っていたけど無視してきちゃった(笑)
でもいっか! 今はすごく気分がいいもんね♪
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