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「てめぇ!! ふざけてんじゃねぇぞコラァ!!」
「このマリモが! よっぽど死にたいみたいですね!!」
りゅーくんとすーちゃんはブチ切れて弥生くんに迫り、
「「レンレン! 今すぐうがいしよぉ!?」」
「蓮大丈夫!?」
うーちゃんとくーちゃん、まこちゃんは俺の心配をしてくれている。
てかまこちゃんって本気で焦るとちゃんとスラスラ話せるんだね~。
俺感動しちゃったぁ!
なーんて考えている俺、思い切り現実逃避して頭も混乱しています。
しかも涙がポロポロ溢れてきて止まらない。
「ふぅ…っく…うぅ…うわぁぁああん…!!」
「「蓮!! 大丈夫!?」か!?」
泣き出した俺に咲ちゃんとはるちゃんが駆け寄ってくる。
「さ…くちゃっ! はるちゃっ…! うぅ~! 俺ぇ…初めてだったのにぃ!!」
「蓮初めてだったの?」
「はるちゃっ…俺っ…初めては…っく…好きな人とって決めてたのにぃ…」
………ブチッ
…あ、あれ? 今何か変な音がしたような…。
「咲夜、ちょっと蓮を見てて。 僕もうあのマリモ許せない」
「おう、そっちは任せたからな」
「もちろん。咲夜の分もやっとくよ」
はるちゃんは俺の頭を撫でると弥生くんの方へと歩いていった。
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