名前

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スーッ・・・ 男の人は部屋から出て行った。 「・・・・」 「大丈夫か?」 美男子が心配そうに僕を見つめる。 「大丈夫です」 心配させまいと、僕は微笑む。 「・・・・無理して笑うな」 「え?」 美男子の言葉に僕は目を見開いた。 何故分かるのでしょうか・・・ 「僕・・・無理して笑ってたんですか?」 僕の質問に美男子は頷く。 「見ていれば、分かる」 「そうですか・・・」 僕が俯くと、頭に重みを感じた。 頭を上げると、美男子が僕の頭を撫でていた。 「撫でるのがお好きなのですか?」 僕が質問すると美男子は・・・ 「アンタの頭は撫でたくなる頭だからだ」 「へ?僕ってそんな頭してますか?」 美男子はニコリと微笑んで・・・ 「あぁ、撫でたくなる・・・」 カァーっ!! 「そうですか・・・//////」 美男子の笑顔は、犯罪だぁ・・・//////
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