真実は一つじゃない

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では、そんな時はどうすれば良いか。   どう誤解を解くか?   誤解じゃないんだから、解けない。 それが大切。 相手と真実が違う。 それだけ。   価値観の違いとは、ちょっと違う。 でもこの認知のバイアス具合が価値観の一部に使われる。   ちなみに先日、上司に怒られた。 「なぜその件を報告しなかったか」   私の中では、その業務は私の担当ではないのだ。 私は一時的にちょっと頼まれただけで、私に頼んだ人は知らん顔だ。 私はその人が上司に報告したと思っていた。   でもここで 「私の責任じゃないですよ。あの人の仕事です」 と言うのは社会人失格でしょう。 上司の真実は「私が自分で進んで引き受けた」なんでしょうから。   だから腹は立ちませんでした。 当人に確認しなかった私のミスと言えます。 「申し訳ありませんでした。一時的とはいえ、引受けた以上は  報告まで責任を持てなかった私のミスです。以後気をつけます」   本当にそう思うし、私に仕事を頼んだ人にも特別な感情はありません。 ただ、その人の仕事は頼まれてももうやりません。 怒ってませんが、次回のミスを防ぐにはそれが最適でしょう。
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