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~序章~1話 始まりの合図
「まぁ、ちょっと朝から運がなくて。でも俺が元気ないんじゃなくて、アリスが元気過ぎるんだよきっと。それで、ここに直接来た理由は?」
鋼一は眠気眼をこすり、欠伸混じりに言った。
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「あれ?おじさんとおばさんは?」
アリスはキョロキョロと周りを見渡す。
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「………あぁ、鋼一か。わっちは低血圧なんだ……寝かせろ……」
蓮夜は不機嫌そうに言葉を吐いた。
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「お久しぶりです鋼一さん!!」
眩しい笑顔と共にエニスが勢いよく部屋に入ってきた。
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