第13章 禁断の真実

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初めから僕を 愛していたわけじゃなかった。 それは致し方ないとしても――。 2人でキャンプに出掛けたあの夏は? 『家を出たのは正解だった。 離れてさえいれば 僕は間違えを犯さずにすむ。 何度も抱かれれば 麻薬のように痺れてすべて忘れられる。 自分の心に嘘をつくことは 決して悪いことじゃない。 誰のためにも――』
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