第13章 禁断の真実

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今度は 比喩的な表現さえなかった。 『由良が欲しい。 7つの子にこんな感情を抱くなんて きっと僕はイカれてる。 悪鬼だ。 来る日も来る日も 押し寄せてくる。 手に負えない欲望。 勝てるだろうか? とにかく発散するしかない。 救いは蒼ちゃんがいてくれることだけ。 彼といる時だけ 己の恐ろしい欲望を押し殺せる――』
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