第13章 禁断の真実

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僕に夢中だったわけじゃない。 「とんだお笑い草だな」 僕に夢中にならなきゃ いけない理由があっただけで――。 「僕があいつを死ぬまで言いなりにしたって?復讐なんてお角違いもいいとこじゃないか!」 10年もの間僕は――。 ずっと自分のせいで サチは死んだと思ってた。 いくら否定しても それは少なからず 僕の人生に暗い影を落とし続けていた。 それが ただの自惚れだったなんて――。
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