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「雪村さん。」
「奏で良いわよぉ~!奏でっ。
で?代われって?」
「うん。」
「はーい!代わりましたぁー!
うん。解ったぁー。
じゃあ、おやすみぃー。」
そういうと携帯を切り、弥生の肩にもたれかかる。
「ひゃっ!」
「うー。ウひひっ。
弥生ちゃん。肌すべすべー。」
「もう…奏さん。
酔い過ぎです。
スケベ親父みたいだよ?」
「女の子同士だから良いじゃないぃー。
弥生ちゃーん。」
「はぁー。今日はもう寝ましょう?
私のベッド使ってください。
私は、下で寝ますから…」
「えーっ!?やーだぁー。
一緒に寝るぅー!」
「えっ!?でも…」
「良いからぁー!
じゃないとぉー。
私が来た意味ないじゃなーい。」
「うーん。解りました。
一緒に寝ましょ?」
「わーい!
弥生ちゃんと一緒っ!」
「ちょっとやめっ!?
……酒臭い………。」
弥生は奏をベッドに寝かすと自分も同じベッドへ入る。
「おやすみなさ……!?」
「やよい……ちゃーん!!」
「ムギュッ……。お胸が……。くっ苦し……」
「おやす……クゥー……」
奏は、弥生をぎゅっと抱きしめるとそのまま寝てしまった。
「ムギュ…プハァ……。
はぁー。苦しかったぁ。
奏さん…着痩せするタイプなんだね………。
そして…酒くさ……」
自分の胸と比べ、深くため息を着くと酒気にやられ、そのまま眠りこんでしまった。
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