【春のセンバツ・面白校歌♪甲子園】 2015.3.30

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一方、後攻は関西学院「空の翼に」(おや、タイトルがありますよ!)。 明治創立の伝統校らしく作詞・北原白秋、作曲・山田耕作という安定品質。こちらは歌詞を転載します。 風に思う 空の翼 輝く自由 Mastery for Survice 清明 ここに道あり わが丘 関西 関西 関西学院 ポプラは羽ばたく いざ響け我等 風 光 力 若さは力ぞ いざ いざ いざ 上ヶ原ふるえ いざ いざ いざ いざ 上ヶ原ふるえ ここまでくるとついうっかり流してしまいそうですが、「Mastery for Survice(奉仕のための連達)」というプロテスタントの学校らしい建学の精神が盛り込まれています。 (OBに団鬼六氏やキダタロー氏が名を連ねているのもある意味教育方針の成果…ゴホンゴホン) 時代が時代ですから語尾は堅いですが、空の翼、自由、ポプラ、風、光、…100年後の今、新設校の校歌だと言われても違和感がないような気がしませんか?発表された当時はかなり斬新に思われたのではないでしょうか。 少子化や教育のニーズの多様化に伴い、高校だけにとどまらず教育現場で校歌の変更や製作が検討されるケースは今後もあるだろうと思います。 今の子達にはわかりやすさ、斬新さも必要なのかもしれませんが、「今後100年歌い継がれるものである」ということを念頭において校歌を変えたり創ったりしていただきたいと思います。 (というまさかのどストレートな直球で一回戦終了です。)
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