3039人が本棚に入れています
本棚に追加
/361ページ
遅いよ、塚本。
物凄く今、アンタのカチャトーラにこれでもかってぐらいのニンニクを入れて、しばらくオネーチャン達の前でお口を開けられないようにしてやりたい。
そんな気持ちにかられていると、
「塚本お前、今日は仕事の大事な相談があるとかで家に来たいって言ってた筈だけど」
と、臣くんが呆れながら塚本に言う。すると、
「あ～、俺にとっては遊びも仕事のうちだから～」
あはは～と、悪気も無く言いやがった。
「お前、もう出入り禁止」
そう、臣くんに言われると、
「あ～、嘘嘘～、それは勘弁！」
臣くんに擦り寄る塚本。
たまに……いや。しょっちゅう思うんだけど、塚本の本命はもしや、臣くん？
なんて思ってしまう。
まぁ本命であっても無くても塚本が私の天敵ってことは間違いないし、私のほうが何億倍も臣くんを愛してる。
塚本になんか負けない！
最初のコメントを投稿しよう！